「ネトウヨ御用達月刊誌〇月号の見出し揃う」は、嫌儲あたりで定番のスレッドとなっており、ハンJ速報でも毎回まとめられている。
それを見る中では「毎回同じような内容や顔ぶれでよく読者も飽きないな」という感じのことを言われているような気がするが、そうなると気になってくるのは、一番最初、つまり創刊号はどんな感じだったかという物である。
というわけで嫌儲やハンJ速報ではおなじみこのネタをパク…もといパロディしたのが今回の記事である。
ネトウヨ御用達月刊誌の創刊号の見出しはどんなだったか見てみよう
右から「月刊WiLL」「月刊Hanada」「ジャパニズム」の創刊号の表紙の画像がこれである。
なにぶん情報が古いので、画質などが問題があるが大目に見ていただきたい、それでは、内容をそれぞれもう少し詳しく見てみよう。
月刊WiLL創刊号 2004年11月26日
https://www.fujisan.co.jp/product/1281681159/b/75299/
「反」と大きくついた中国の人民服の帽子が特徴的で、表紙は今と比べると文字がだいぶ少ない。掲載内容も中国関連が多かった。
特集「厄介な国、中国」
■渡部昇一 「満洲は日本の侵略ではない」
■岡田英弘 「『反日』だけが彼らのアイデンティティー」
■黄文雄 「北朝鮮より怖い! 中国発の脅威“華禍”」
■宮崎正弘 「中国経済崩壊! 五つの発火点」
■吾妻博勝 「中国人を見たら凶悪犯と思え」
スクープ
■「長嶋一茂が父の闘病を初めて語る『わが父・長嶋茂雄』」小松成美
緊急対談
■櫻井よしこ・横田早紀江
「金正日は悪の権化、北朝鮮との戦いは悪魔との戦い」
月刊Hanada創刊号 2016年4月26日
https://www.fujisan.co.jp/product/1281697388/b/1464854/
今とあまり変わらないような形態をしている。
■TBSの「重大犯罪」 小川榮太郎
■古舘伊知郎とは何だったのか 寺崎友芳
総力大特集 本当は恐ろしい日本共産党
■日本共産党の「黒い履歴書」 兵本達吉
■日本共産党は解党すべきだ 筆坂秀世・田村重信
■日本共産党の微笑戦術に騙されるな! 藤岡信勝
■小沢一郎・志位和夫 ブキミな蜜月関係 山際澄夫
■「パナマ文書」はアメリカの仕掛け 堤?・久保紘夫
■現代世界史放談 ペリー来航からトランプまで 西尾幹二
■新連載 室谷克実、D・アトキンソン 大好評連載 澄哲録片片 青山繁晴
■緊急座談会 テロとの戦い 小野寺五典・板橋功・櫻井よしこ
■「カエルの楽園」は悪魔の書か 百田尚樹
■消費増税、延期なさい! 上念司・浜田宏一
ジャパニズム01 2011年4月26日
https://web.archive.org/web/20110504135508/http://www.garo.co.jp/japanism/
萌え系の画像が大きく出ているのが特徴的だ。見出しには記事内容が無かったので、公式サイトの魚拓を探し、その中で目立ってそうな記事をピックアップしてみた
■巻頭特集●被災地に横たわる真実の痛み 東日本大震災被災地レポート
■特別インタビュー●アニメーションは、日本復活のソフトパワー 日本が誇るアニメ界のキーパーソンの「展望」談義……石川 光久
■特別座談会●尖閣と東日本大震災からの警鐘……一色正春+石 平+西村幸祐 あの「sengoku38」は、日本の現状を憂う志士だった!
■緊急対談●女が見た裸の中国 ……有本香+福島香織 あの国の素顔を知る二人の「かおり」対談
■創刊特別座談会◎日本復活のシナリオはあるか?……西尾幹二+富岡幸一郎+西村幸祐
上の2つと比べると、アニメ漫画系の話題、オカルト関連の物があるのも特徴だ
■対談 ● 僕らのオタク十年記 ……… 山野車輪+古谷経衡
■愛国的アニメ論 …… 古谷経衡
■パワースポットの先にあるもの ………… 山村明義
これが、ネトウヨ御用達月刊誌の創刊号の姿である。これを見て、今と比べて変わったたか変わってないかの判断は読者にお任せしたい。